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Feb 18 2006

■5)ケータイを持ったサル

ケータイを持ったサル―「人間らしさ」の崩壊
ケータイを持ったサル―「人間らしさ」の崩壊
  • 発売元: 中央公論新社
  • 価格: ¥ 735
  • 発売日: 2003/09
  • 売上ランキング: 9,650
  • おすすめ度 2.53
ちょいと話題になったので、知ってはる人も多いだろう。この手の社会学的読物には時々引用されている本で、数回そういった出会いをしたので気になっていた本。

題名からして挑発的で、文頭にある著者がこの本を書くきっかけを読んでも「今の若者って奴ぁ…」と頭ごなしに論じられそう感が溢れている。
が、それがこの本の正当な評価の足を引っ張っているように思った。

そんな「おうおう!こっちも心して読んでやろうじゃねーかっ!」って本じゃない。
久しぶりに、何でも知ってて、ためになる話を興味深くいっぱいしてくれる大好きなおじいちゃんのところに行って、縁側にいたおじいちゃんに「よぅ来よったなぁ!」と言われ、そのまま長い話をじっくり聞いた・・・そんな感じで読むと、とても面白い本。

って判ります?^^;  (続きもネタバレありません)

続きは↓ココから↓

話が正確か?とかデータの信憑性とか、理論に穴があるとか、そういうことはとりあえずこっちに置いといて、サル学者である著者が、自分の立脚点から人間社会を見た時の意見と仮説に耳を傾ける。

結局、これから社会学者になりたくってこの本を読んでいる訳ではなく、多少“学”があるエンタテイメントを楽しみたいだけなので、へぇ~とかふ~んとか言いながら、気軽に読み進められました。

多分、著者は現代の若者やそれを育てた母や社会環境に対して、自分の社会的位置としての批評意見は持っていないのだと思います。そりゃ多少は個人的意見として持っておられるかもしれませんよ。文頭にもそんなことは書いてありますし。だけど、それをどうこう言った所でどうにかなるなんて、到底思っておられないでしょう。自分がサル学者であり、その肩書きが社会的にどう有効なのか?ということは、本人が一番知っておられることなのですから。

それよりも、学者として、今目の前で起こっている興味深い事象に対して、その事実をありのままに記録し、考え、仮説を立て、自分の意見を持ちたいだけなのだと思う。そしてちょっとそれが面白かったから、興味ある人におすそわけされたのです^^

そういう感じの本です。

最後の方にある、5000円渡し合いするゲームと、第6章「そして子どもをつくらなくなった! 」が面白かった。

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■Comments

そうでした!
これを読んでみようと思いながら、そのままで…
まだ買ってもいなかったような(汗)
思い出させていただき、ありがとうございます!

■anna_rougeさん
ちわっす!
ここに書いたような読み方をすれば、面白い本ですよ!
発売時期がちょっと前なので、もしかしたら古本屋の方が見つけやすいかもしれません。


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