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Mar 14 2006
■ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!
週末、一足お先に「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」を見てきました。
「ハウルの動く城」を押さえ、アカデミー賞を受賞した作品です。
「チーズ・ホリデー」「ペンギンに気をつけろ!」を初めて見たのは、かれこれ10年ほど前になります。あの衝撃は今でも忘れられません。そして、遂に長編です!
期待は膨れるばかりでしたが、それを裏切らない素晴しい作品でした。
ホント、一時間が短かった・・・。
今回の作品を見て、初めて気づいた事があります。
それは、監督ニック・パークの配慮。
アニメは現実の常識をつい無視しがちです。なーんだってできる訳ですし観客もそういった非現実を求めがちになります。だから、現実なら死ぬ高さから落ちても「いたたたっ」で済むし、相手を叩いてもバネみたいにぼよよ~ん!で元通りです。
一昔前、間違った教育論を横暴に振り「あんな暴力的なマンガはぼっちゃまの教育に悪いざます」とマンガを目の仇にしていましたが、その根拠がアニメの非現実ですよね。世間では過敏反応だよ!という意見で、私も「マンガなんだし…」という意見をもっていました。
でも、「アニメなんだし…」「マンガなんだし…」が現状を作りました。
「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!」
この作品には、「子供が見た時どう思うか?」がものすごく考えられているように思います。その細かな配慮がなんとも優しいのです。
作品内に非常識は山ほどありますよ。犬は編み物しないし、あんな発明はできません。でもそのどれもが「もし子供が信じても害ない」ものばかりです。
そして暴力的な表現は必要最低限にし、必ずチャーミングさを同居させます。例え敵であったとしても、傷つかない配慮があります。例えば、高いところから落ちてもちゃんとクッションのような物の上に落ちたりとか。
それらの配慮がさりげなく、真面目すぎて興醒めしない程度に表現されているんです。
真面目さと面白さをうまく両立している。
なんか、作り手の責任感をすごく感じました。
こういった作品は家でDVDで!と思ってしまいますが、ぜひ映画館で見て欲しいと思います。その理由は音響でも大画面でもありません。その場の雰囲気。
あの平和な雰囲気は、大勢の人が一つになって安心して笑わないとできませんよ。
あの雰囲気がなんとも気持ちいい、そんな作品です。
□ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!・オフィシャルサイト
□ウォレスとグルミット・オフィシャルサイト
□Aardman Animations Ltd
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- by KOu
- at Mar 14 16:14
- / ■Kino /
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■このエントリーに関連するっぽいのは・・・
■LAST BOY LAST GIRL [ 2006.05.25 ]
■舞台:12人の優しい日本人 [ 2006.01.23 ]
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- □ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ from しんのすけの イッツマイライフ
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試写会に行ってきました。 「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ」です。 長編アニメ部門のアカデミーショー作品です。
- on March 14, 2006 05:37 PM
- [Read More]
■Comments
まいどです!
私、ものづくりをしているからでしょうか。
こういう映像で物語を純粋に楽しめないっぽい。
こりゃぁ、時間掛かってるなぁ~とか。
ここは、どうやってやってんだ?とかそっちばっかしに目が行っちゃって(^^ゞ
職業病って嫌ですねぇ~
- snail
- March 14, 2006 10:22 PM
こんばんは。
私も今日、ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!を見てきました。
本当に良かったです。うさぎがフワフワしてる風景がたまらなかったです…
そして…後半は、涙々でした。^^
- pウーキ~
- March 22, 2006 09:32 PM
■anna_rougeさん
ヒツジとペンギンのどっちかが人気作品ですね。うちはペンギン派かな^^
単純に、「そんな簡単に殺しちゃっていいの?」って思うんですよね。「死ぬ」というキャラの結末は安易だと思い始めたんですよ。劇的になるし涙もそそるし誰もが納得するし。だから、殺さなくってもいいのに殺して終わらせるってのが多いなぁって思い始めてるのです。
暴力表現にしても同じで、やってもいいと思うのです。作品には必要なときもあります。だけど、そのフォローを全然していない。無責任というか…。根拠とフォローがしっかりしていれば、例え暴力表現だったとしても“幼い”人間でも、その全部を受け止めてくれると思うんですよね。
昔のヤクザ映画だってそうじゃないですか。殺った殺やれたってあるけど、それ自体に魅力があったのではなく、その周辺に魅力があったんだと思うんですよね。だから切って歩いたのは肩で風で、人ではなかったんですよね。(←今うまいこと言えた?^^)
■snail さん
あーそれはうちも一緒ですよ。映像関係の事判ってるから、「これどうやって撮ってるんやろ?」とか思っちゃいますね^^。今回は初CGですから、あーここにCG使ってるんかぁ、うまいなぁ!とか思っちゃいました。かなり巧みに、今までの作品の雰囲気を壊さずに使っていますよ!すげーうまい。
■pウーキ~ さん
見られましたか!よかったでしょう!
うちは欽ちゃんの吹替えで見たのですが、字幕版もみたいなぁって思っています。
あのうさぎ、いいですよね~~~~ぇ。pウーキ~ さんは小銭もってはりますか?^^
- KOu
- March 23, 2006 10:27 AM
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ご覧になったのですか!
以前の作品、VHSですが、持っています。
やんちゃな子羊の出てくる『ウォレスとグルミット、危機一髪!』が好きです♪
作品内の暴力描写…考えさせられる問題です。
フィクションとして楽しむ(…というのも何ですが)のには、
一方で確乎とした現実感や認識があってこそ、ですから
非現実的なものを(必ずしも実年齢ではなく)“幼い”人間に見せるのは、どうか、ですね。