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Apr 24 2006

■12)グーグル

グーグル―既存のビジネスを破壊する
グーグル―既存のビジネスを破壊する
  • 発売元: 文芸春秋
  • レーベル: 文芸春秋
  • スタジオ: 文芸春秋
  • メーカー: 文芸春秋
  • 価格: ¥ 798
  • 発売日: 2006/04

ウェブ進化論』(梅田 望夫 著)が話題になっているので、GW中にでも読んでみようと思っておられる方も多いだろう。
もし、あなたがそうならば、先にこちらの本を読むことをオススメします。

続きは↓ココから↓

著者の佐々木 俊尚氏は、HOT WIRED JAPANの『佐々木俊尚の「ITジャーナル」』で連載(!)をもっておられる元新聞記者のフリージャーナリスト。ボクには阿部サダヲに見える。

既に『ウェブ進化論』と併記され「これからのWebやメディアを読む必読本」的扱いを受けているこの本。
(『ウェブ進化論』を読んでいない方の為に書いておくと、題名はWeb全般を語るっぽいけど、内容はGoogleのことばかりなのね。だから、この2冊は読み比べ対象となっている)

ウェブ進化論』も『グーグル―既存のビジネスを破壊する(以下:グーグル)』も、語っている事は同じ。だが、その説明方法が違う。

ウェブ進化論』は、少々Web2.0と呼ばれる波に乗っている方向けという書き方。
だから、その動向を肌でリアルタイムに感じていた人には、何を言わんとしているのか感じ取れ易い。言語化しにくかった気持ちや感想や雰囲気というものを、しっかり誰にでも説得力ある言語に変換してくれているので、インタープリター的功績が大きいと思う。
一度言語化され、物体化され、ベストセラーという功績を残していただけたおかげで、あやふやで不安定なWeb2.0という動向の集合体・現象は、これを機に確固たる存在を定着できたのではないかと思う。

だからこそ、今『ウェブ進化論』を読もうと思われる方が、Webにあまり触れていない人にまで広がっていると思われる。
だが、これは老婆心であるかもしれないが、最初から『ウェブ進化論』では、ちょっと理解できるのかなぁ?って思ったりもする。

それは、書いている内容が難しいとか、そういう意味ではない。
気持ちと言語のインタープリターの限界と言えばそれまでなんだろうが、言葉にすると全然凄くなくなってしまう体験ってありますよね?Web2.0ってその体験に話題性があると思うのですが、それを実感しながら読まないと、『ウェブ進化論』ぐらいの良書はもったいない気がするんです。

これはボクの憶測でしかないんだけど、
「そうそう、そういうことだよね!」とか
「あーぁ、そういうことなんや!」「そういう風に言えばよかったんや!」とか
「へぇ~、そう捉えるってのがコモンセンスなのね」とか、
そういう実感を持ちつつ読み進められたから、それが質的にすごいよかったから、
ウェブ進化論』をWebを良く知る皆がススメはじめたんだと思うのね。

だから、そう読まないと単なる新動向の解説本になってしまう。
皆がいいと言っているのは、そこじゃないから。


そのタイミングで、『グーグル』が登場したのはすごい。

こちらは、サクセスストーリーという事例を中心軸に、その話の解説としてグーグルを語る。という方法をとっている。だから、話が具体的で理解しやすい。
そして、既存のメディア(新聞、TV、業界)を破壊するGoogleという事例を通して、Googleの凄さ、話題性、そして騒がれている理由を語っているので、よく知っているメディアとの対比が明快なこともあり、理解しやすい。

その反面、『ウェブ進化論』が面白いと思った読者は、物足りなさを感じるかもしれない。


そういう印象から、
まず、『グーグル』でGoogleを通して今Webで起こっている変化の基礎知識を身につけ、できればGoogleのサービス、はてな、ブログ(やるのは大変なので、やっている知人に色々話を聞く)を体験し、なんとなくWeb2.0というのを肌で感じてから、『ウェブ進化論』を読んでもらえると、一番いいんじゃないかと思う。

どちらにしても、古本で出回る時期には遅すぎる、賞味期限のある良書なので、
美味しいものは、お熱いうちにどーぞ。

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■reference
ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
  • 発売元: 日経BP社
  • レーベル: 日経BP社
  • スタジオ: 日経BP社
  • メーカー: 日経BP社
  • 価格: ¥ 1,890
  • 発売日: 2005/11/17

80対20の法則を覆す ロングテールの法則
80対20の法則を覆す ロングテールの法則
  • 発売元: 東洋経済新報社
  • レーベル: 東洋経済新報社
  • スタジオ: 東洋経済新報社
  • メーカー: 東洋経済新報社
  • 価格: ¥ 1,575
  • 発売日: 2006/02/24

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「神村宜紀2.0?」 from 神村的日常-Kamimura's spill of thought.

KOuさんは『ウェブ進化論』と『グーグル―既存のビジネスを破壊する』の併読を薦められている。KOuさん曰く、◇『ウェブ進化論』


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