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May 07 2006

■14)さおだけ屋はなぜ潰れないのか

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
山田 真哉著
光文社 (2005.2)
通常24時間以内に発送します。

続きは↓ココから↓

著者がTVに出演されているのを見て、読んでみようと思った本。

「行列の出来るラーメン屋と、客もまばらなお好み焼き屋、どっちが儲かってるでしょうか?」
という問題。どっちだと思います?

まぁこういう問題、ラーメン屋な訳はないことはお分かりでしょう。じゃぁ、どれぐらい差があるのか?

はっきりとは覚えてないのですが、確か100杯ラーメンと10枚程度のお好み焼きが同じ儲けだそうな!

これはあくまでも会計上の概算なので、全くもって世の商売全てがそうではないのですが、ラーメンに掛かる材料費と人件費が、粉もんでばぁさんが一人で回せる(=人件費ほぼゼロ)のとは雲泥の差なんだそうな。こういったところも関西らしいということでしょうかねぇ。
(ちなみに、お好み焼きと言えば客が自分で焼くと未だに思われている地域もあるらしいが、関西ではそんな店は絶滅の危機。焼きテクも味のうちで、焼いて出てくるのが当たり前なので、行列店ともなれば人件費ゼロとはいかない)


こういうオモロイ話が詰まっているのかと思って読んでみたが、それはちょいハズれた。当たり前と言えばそれまでの“会計上の節約術”が7つのエピソードを題材に掲載されている。確かに、言われていることはごもっとも。ただそれが出来ないから、皆「あぁー金ねーなーぁ」とボヤいているわけで。

経済評論家が口を揃えて言う「富の二極化」がもし進むのであれば、どれだけドライな生活にQOLが見出すことができるか?という欧米型生活に移れるか?否か?がこれからの生活幸せ実感度を大きく左右するだろう。悪く言えば、周囲を気にせず自分のメンタルコントロールが出来たもの勝ちの大衆生活。自分で自分自信のマインドコントロール。この方法は既にビジネス世界では言い始められ、そのための講座なんかもあるらしい。

何に対してお金を払うか?それがよりシビアになるのにQOLは上がる。その為には、親から無意識に伝授された生活を再構築する術ときっかけが重要になる。結婚、引越し、出産・・・。
ふと気づく「いままで、何で○○やってたんだろう?」そう思える人と思えない人、思って考える人と考えない人、考えて実行できる人できない人、実行できてそれを嬉しく思う人厳しい生活だと嘆く人、その嬉しさがQOLを上げ、マインドコントロールを自然に促進し、その発想は会計から地球保護、動物保護、省資源、ボランティアへ移る。


この本を読んだ後、そんないつの間にか根拠も確かではない生活を送っている事に対して、ちょっとだけ考えてみません?と言われているような印象をもった。確かに出来ないから苦労してるんだけど、出来ない理由ってそんなに大袈裟なことだったっけ?と思えることも多かった。

この本には答えは見つけられないと思う。だけど、きっかけは見つかりそうな気がする。
それが売れている理由なのかもなぁ・・・。

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