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Jun 12 2006
■19・20)佐賀のがばいばあちゃん
予告編見ただけで、笑ろてしまうし泣いてしまうわ。
小説は読みません。
決めているわけじゃなくって、それより先に読みたい本があるから。
珍しく読んだ小説みたいな一冊。
「みたいな」と表現したのは、
「佐賀のがばいばあちゃん」の方は、小説風に時系列で出来事を綴ってあるエッセイで、
「笑顔で生きんしゃい!」の方は時系列に拘らず、エッセイテイストを強めた書き方がしてあるから。
だけどその書き方が、まるで洋七さんの話を聞いているような語り口でとても読みやすい。すらすらとあっという間に読めてしまうので、「これより先に…」と言うてる暇があったら、ちょっとこの本に寄り道することをお勧めする。絶対に損はさせない、有益な寄り道が楽しめるはず。
■
がばいばあちゃんの言動は、面白く変わったものが多い。
だけどそれは、自分や世間と違うというだけであって、本質的な善悪を決めているものではない。自分の頭で考え、自分の価値観で判断する。その結果は当然のことながら、自分や世間と違うときもある。いや、同じになる方が珍しい。皆同じ環境で同じ生活をしているわけじゃないんだから。
■
戦後の日本は、急激に回復・成長するために“平等”を重んじてきた。それは、「困ったときはお互い様。みんなで助け合って」の精神が生んだ日本らしい判断と言えるだろう。
しかし、それが“違う”を認めない弊害を生む。
気が付かないほど“違う”を認めない体質と、個性化・価値の多様化が大きな摩擦を生んでいるのが今の日本だと言えないか?
「同じ必要は無い」そう気づいた人は、がばいばあちゃんの言動に深みが見えてくるはず。昨日今日で考えた言葉じゃない。深いことを言っているのに、こんなに笑わせてくれる。
まさに“がばい”人なんだ。
■reference
- by KOu
- at Jun 12 14:09
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