格安
過当競争に入ったエステサロン
エステサロンは、今ではあちこちで見かけます。駅前ではエステサロン通りができている界隈も、あるくらいです。実際、現在はエステサロンも過当競争の時代に入ったと言えます。
エステサロンに限らず、いつの時代でも人気のお店や流行の業種というものがありました。20年くらい前ではテレビゲームが全盛期で、街のあちこちにファミコンショップがあふれていました。今では、街中でファミコンショップを見つけるのも大変な苦労をするくらいです。
現在のエステサロンはどうでしょうか。エステサロンに限らず、人気の絶頂の次は衰退しかありません。その衰退をいかにソフトランディングしてくい止めるかが、そのエステサロンの真の評価と言えるのです。
値引き競争の原因
過当競争の次にやってくるのは、間違いなく値引き競争です。いくらいいスタッフを集めても、いい環境や機器が整っていても利用者がいなければお金も入ってきません。そうなると、経営側としては遊ばせておくくらいならいくらでも値段を下げて利用者を呼び込みたいと思うものです。
実のところ、本当に人気があるお店なら放っておいても利用者はやってきます。しかし、利用者の来ない店では値段を下げるしかありません。そうなってくると、優良店と言われる店でもそれに引っ張られる形で値段を下げざるをえず、果てしない価格競争に入っていくのです。優良店は値段を下げなくてもやっていけるのに、皮肉な形になるのです。そうやって、体力的に続かないお店が次々と淘汰されていくということですね。